音と紅茶の時間

音楽と恋の話、想い出話、今の心模様に、紅茶を添えて。

愛された記憶


チャーム天使の羽~ビーズ工房Moco

*****

私の父は、子供を8時までに寝かせることに
とても厳しかった記憶があります。

なので、私と兄たちは、夕食を食べてお風呂に入り、
好きなテレビが始まるまでに、大急ぎでパジャマを着て、
歯を磨き、布団を敷いて、それから、居間で
テレビの前に向かいました。

でも、テレビを見ている間に眠くなっちゃったりして、
じゅうたんの上でごろんと横になり、うとうと、うとうと。

テレビが終わって寝る時間。

がんばって起き上がって、
自分で布団に行くことはできるけれど、
幼い私はよくそのまま目をつぶって、
動けないふりをしていました。

そうすると、しょうがないなぁ、甘えっこだなぁって、
父か母が、小さな私をお姫さまだっこして、
布団まで運んでくれるのです。

ゆらゆら、ふわふわ。

そのゆらゆらは、とてもあたたかくて。
それは、とても幸せな記憶で。

今でも私は、ふとしたときに、そのふわふわを
思い出したりします。

そして思うのです。

私は、確かに、愛されていた存在なのだなぁ、と。

*****

私には小さな子供が二人いて、
真剣に100%の愛情を注いだりはしていないけれど、
彼らの心の中にも、静かに雪のように
愛された記憶が降り積もっていればいいと、
祈るような気持ちで、願ったりしているのです。

♪ こちらもどうぞ ♪

子供は無邪気? 私は、非常に無邪気ではない 悩み多き子供だったので、 子供はいいわねー、無邪気で。 なんて言葉を聞くたびに、反発したくなったものだ。 女の子は、三歳にはすでに女。媚を売ることも知っている。 ***** ところが、高校時代、クラス...
過去の記憶1・屁理屈をいう子供... かこの過去の思い出をたどるシリーズ。 ダークなので、気が重くなりたくない方は 購読をお控えくださいませ(笑)。 ***** 思い返せば、私は、小さい頃から 理屈っぽい子供だった。 本を読むのが大好きで、国語や理科が大好き。 ...
過去の記憶4・思春期の闇 過去の記憶3より ***** 中学生時代。私はひたすら暗かったように思う。 人生に関して、一番真剣に悩んでいた時期。 疎外感。 そんな思いをいつも抱えていた。 合唱部の中でも、クラスの中でも居場所はあった。 一目置かれる存在...
幼き日のサイクリングロード 小学校一年生の時、私は札幌市白石区の団地に住んでいた。 転勤族だったので、一年間だけ。 白石には、白石サイクリングロードというものがある。 現在は、北広島のエルフィンロードまでつながっているけれど、 当時は上野幌が終点だったような気がする...
仙人になりたかった子供 私は、小学生の時、仙人のような人になりたいと思っていました。 世間の煩わしさから心を離し、惑わず、 ただ、地上で起きていることを雲の上から眺める。 人間関係に心わずらわされるのが、いやでした。 今になったら、そんな心の動かない人になっ...

♪ Pick up items ♪ スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です