夏摘みダージリンの煮出しミルクティーは意外に悪くない
日曜日。マサラチャイでも飲もうと思って、小鍋に三角ティーバッグと水を入れて中火にかけた。
紅茶舗サウザンドリーフの贅沢チャイ。7種類のスパイス(シナモン、ジンジャー、カルダモン、スターアニス、フェンネル、クローブ、ローリエ)が入っていて、しっかりスパイスが効いているけれど、優しい味でぽかぽかして、大好き。
ジッパー袋からティーバッグを取り出した時から何やら違和感があったのだけれど、他のことに気を取られたまま、煮出し時間三分経過。あれ?ちっともスパイスの香りがしてこない。このさわやかな草っぽい香りは・・・ダージリンだ。・・・間違えた・・・。いくらなんでもうっかりすぎだろう。
サウザンドリーフのダージリンTGFOPは、どっしりとしてさわやかな、とてもダージリンらしい味がする。これも、大好きな紅茶。
どうしようかな。ダージリンをミルクティーで飲むことは、めったにないんだけど。三分間も鍋で煮出したダージリンは、苦いに決まっている。ちょっと悩んで、普段のチャイと同じようにたっぷりのミルクと少量の砂糖を足して、沸騰直前まで弱火で温める。
できた煮出しダージリンミルクティーをカップに注いでみる。色は薄いベージュ。一口飲んだら、あら、悪くない。ダージリンの味のミルクティーも、すっきりしておいしいじゃない。草のような香りと上品な渋みがミルクに負けていない。
いつもチャイといえば、アッサムやケニアなど、紅色の濃い紅茶ばかりを使っていたけれど、夏摘みダージリンのミルクティーも、これはこれでありだなぁ、と思った。新たな発見。
◆紅茶舗サウザンドリーフ
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