音と紅茶の時間

音楽と恋の話、想い出話、今の心模様に、紅茶を添えて。

義務感で動く

私のとても嫌いなことに、義務感、○○しなければ、
と思って行動することがある。

あと、させられている感。
誰かにやらされている、と思うと、とたんに
ものすっごくやりたくなくなる。

私は、自我が強いので、自分のやりたいことを選び取って
やりたいと思うときに、実行したいのだ。

私に指示を出すような人間に会うことは、親と離れて以来、
幸い、ほとんどなくなった。

たまに、誰かから命令形で話をされると

  ふざけんな。私に向かって偉そうに命令すんな!

と、とたんに頭に血が上る。

・・・してみたら?とか、・・・の方がいいんじゃない?
っていう提案なら、大歓迎なんだけど。

*****

夫と結婚したのは、私に何事も強制することがない、
頭から押さえつけるような指示を出すことがない、
そこがとても大きかった。

夫も、自分で好きなように物事をやりたい人間なので
そこは、お互いさまだったりする。

夫は私に強制しない、私も夫に強制しない。
それで、まあ、ほぼうまくいっている。

興味分野はたまーにかぶることがあるけれど、得意分野が全然違うので、
そっちはそっちに任せるよ、ってかんじで、かち合うことがない。

まあ、勝手に自由に過ごせる相手を選んだということだ。

そして、お互い好きではない分野の家事が、取り残されていく。

House Keeping。

二人とも、地道な維持作業は、やりたがらない。

家事はクリエイティブだ、ぜひともやりたい、なんて
考えられればいいんだけど。

****

子供たちは、小学校や保育園に毎日行ってて、偉いなぁって思う。
お休みしたーい、って言うときも、そうだよねぇ、って思う。

私は、子供の行事等で小学校に行くと、
ものすごく、精神状態が悪くなるときがある。

うっ、くらっちまった、と思う。

小・中学生時代、私はいわゆる優等生で通っていたのだが、
自己顕示欲と、優越感と、劣等感、
そこから逃げ出すことのできない、圧迫感、
そんな消化できなかった感情が、一度におそってきて
身動きがとれなくなる。

*****

外でする仕事は、大好きだ。
私は、働きたくて、働いている。
これが、生活のためだったら、嫌になっているかもしれない。

じっさい、仕事をしていないと、家計は困るのだけど
全てを背負っていないところが、いいんだと思う。

夫は、偉いなぁ。

ごく、たまーに、夫の転職の話をしてみたりするとき、
私が頑張ろうか?とか言ってみると、

  いや、キミに頼るのは、ムリだから

とか、さらっと言ってくれる。

まあ、よく分かってる。知り合って20年以上も経つ。

*****

で、結局、何を言いたかったかっていうと、
そろそろ、物を探すのに時間がかかる生活から
脱出したいなぁ、家を片づけようと。

こないだから、ずっとそんなことを言い続けてて
いいかげん嫌なんだ。

とりあえず。お財布の中のかさ張るレシートを捨ててみるか。

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