Andante 2013年2月28日 詩 コメント 昨日の自分がいやだったとしても 一夜にして生まれ変わることなんてできなくて 泥だらけになって 必死にもがく姿が恥ずかしくても 駆けだそうとして つまづき転んだことが格好悪くても 立ち止まって 迷いながら いっぽいっぽ進んでいくしかない 自分の足で 歩く速さで ♪ こちらもどうぞ ♪ 赤ちゃん 両手を空に伸ばし 足をばたばたさせ 大声で泣き叫ぶ 私はここにいるのだと 存在に気づかれなければ死んでしまうのだと 必死になって泣き叫ぶ 赤ちゃんを抱きしめて途方に暮れていた私 今 思う 穏やかに押し殺した笑顔の下で 私はここにいる... ビー玉と白い砂 砂浜に取り残されたピカピカのビー玉を ひとり見つめているのが哀しくて、 両手でひとすくい、白い砂をかけるの。 毎日、毎日ひとすくい、そっと砂をかけてみる。 波に洗われて、また、ビー玉が見えてしまったりするけれど それでも砂を上にのせ続け... はるのあめ あめがふる あめがふる はるのやさしい あめがふる おやすみなさい ねむりなさい いまはなんにも かんがえないで ただめをつむって あたたかな しずかなくうきに つつまれて おやすみなさい ねむりなさい いまはしずかに おやすみなさい... 髪を切った理由 あなたと出会ってから切らずにいた髪は あなたを想って伸ばしていたわけではないけれど あなたを待つ気持ちが いつのまにかこんなにも重たくなってしまった ラプンツェルのように塔の上で あなたをひとり待ち続けるのはいやだから 髪を切って 身軽な... あなたの不在に あなたの不在がつらいから あなたを日常から追い出すの あなたを待つのが淋しいから あなたはもういないことにするの あなたが入り込んだ隙間の一つ一つから あなたの痕跡を消していくの そしたら あなたがいなくても平気だったころの 私に戻... ♪ Pick up items ♪ スポンサーリンク 船うさぎ ココイチの牛すじ煮込み(こんにゃく)カレー コメントを残す コメントをキャンセル メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント 名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。