音と紅茶の時間TOP
2013年02月28日

Andante

昨日の自分がいやだったとしても
一夜にして生まれ変わることなんてできなくて

泥だらけになって 必死にもがく姿が恥ずかしくても
駆けだそうとして つまづき転んだことが格好悪くても
立ち止まって 迷いながら

いっぽいっぽ進んでいくしかない

自分の足で 歩く速さで

タグ:アンダンテ
posted by かこ at 09:25 | Comment(0) |
2013年02月08日

小さなひみつのこうえんで



アンティークチャーム・カギ〜Kiwaza

*****

あの日 いっしょにあそぼ って こえをかけたのは
キミが ひとりぼっちで ないているように 見えたから


それから まい日 ボクたちは
小さなこうえんに あつまって
たんけんきちに ひそんだり
たからばこをうめて ないしょのちずをつくったり
かいじゅうと 力を合わせて たたかったり
おとしあなをほったり 木にのぼって 虫をとったり

やくそくなんか しなかったけど
まい日 小さなこうえんで 
日がくれるまで いっしょにあそんだんだ

ボクたちは 大きくなって
キミは だんだん あのこうえんに こなくなって
キミに会えないのが つまらなくて
ボクも だんだん あのこうえんに いかなくなった

ときどき キミが いるかな って あのこうえんに いってみたけど
だんだん だんだん 会えなくなったんだ

いまでも あの小さなこうえんに とおりかかるたびに おもい出す
キミといっしょに まい日 日がくれるまで あそんだことを


あの日 いっしょにあそぼ って こえをかけたのは
きっと ボクが ひとりぼっちで なきそうだったから だったんだ

タグ:公園 秘密
posted by かこ at 17:31 | Comment(0) |
2013年02月07日

ビー玉と白い砂

砂浜に取り残されたピカピカのビー玉を
ひとり見つめているのが哀しくて、
両手でひとすくい、白い砂をかけるの。

毎日、毎日ひとすくい、そっと砂をかけてみる。

波に洗われて、また、ビー玉が見えてしまったりするけれど
それでも砂を上にのせ続けるの。

そのうち、ビー玉を埋めた場所も分からないくらいになって
波に洗われても、きっと見つからなくなる。

キミと一緒にビー玉を見つめた記憶も
そのうち遠くなって、砂に埋もれてしまうでしょう。

波に洗われて見え隠れするビー玉をひとり見つめて
今日も、両手に一すくい、白い砂をかけてみるの。

キミとここにいた記憶も、砂浜のどこかに紛れて
見つからなくなる日がくるのでしょう。

そう思いながら、両手で砂をすくいながら、
こぼれ落ちる涙が新しいビー玉となってしまうの。

ビー玉と白い砂。

どちらが最後に残るのでしょう。

タグ: ビー玉
posted by かこ at 17:33 | Comment(0) |
2013年01月27日

すこしだけ あたたかなひに



オーガニックコットンレース ブランケット〜Piccolo cr

*****

きょうは すこし ひざしがやわらかい

もうふにくるまって ときどきうとうとしたり
ぼんやりと へやをながめてみたり

いますぐ やらなきゃいけないことも
たぶんなくて

あたまのなかを からっぽにして
ナマケモノになって なにもしないでいる

やわらかなくうきに ただ ふわふわとけている

そして あなたのことを すこしだけおもう

あたたかな ひだまりのなかで

タグ:ひだまり
posted by かこ at 14:32 | Comment(0) |
2013年01月18日

髪を切った理由

あなたと出会ってから切らずにいた髪は
あなたを想って伸ばしていたわけではないけれど
あなたを待つ気持ちが
いつのまにかこんなにも重たくなってしまった

ラプンツェルのように塔の上で
あなたをひとり待ち続けるのはいやだから
髪を切って 身軽な私になって

軽やかにあなたに 走って会いに行く

タグ:
posted by かこ at 01:46 | Comment(0) |